ふみちゃこ部屋



猫たちの肉球的プロフイール

 アビ
 ある知人は、アビニシヤンと、関西人みたく言う
 肉球は、見た目は乾燥黒豆だが、思春期の部活の靴下が乾いた強いにおい
 横腹に顔をつけて息を吸いこむと、アフリカの乾いたオレンジ色の砂を感じる
 鼻の色は、大きな蠅の眼の色
 彼は、魂の友人、あるいは、夫

 ルー 
 ごく幼い頃は、転がる埃の玉と見分けがつきにくく、幾度か掃除機の吸い込み口を向けてしまった
 これは、家の埃の玉がいかに大玉かを語ってしまうことでもあり、恥ずべきだ
 肉球は、塩漬けの桜の色、薄い皮膜のような皮膚のうえで、においのない唾液がかわいたにおい
 鼻の色、遊んだ後に、すうっと湿気を帯びたネズミ花火の燃え滓の色
 瞳の色は、大陸で人気の明るい翡翠。彼はロシアの宝石

 ジュヒ
 近所の方に、じゅひ、って、樹の皮かね、変わった名前だね、と驚かれた
 肉球は、チャコールグレーに薄墨桜色の太いシャトヤンシー効果が現れたような、神秘の相 を呈 している。その時々の猫トイレの砂の材質のにおいがする。ヒノキだったり、緑茶だったり、炭だ ったり
 鼻の色は、貝から取り出されたばかりでまだ濡れている、淡いコンクパール色
 彼女は、アフガンの白天使
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# by chaiyachaiya | 2011-09-10 10:37 | | Trackback | Comments(0)

ルー 自立を目指す

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 これからの世界経済状況を鑑みたばあい、僕、一芸を磨いて、いつでも自立できるようにしておかなくちゃ。
って、決意したんだよ。キリリ。


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 でもつい、寝ちゃうんだよね。


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 おっ、ジュヒが、おかーちゃんの嫌いな、鯉のぼりパフォーマンスしてる。
 季節はずれだけど、気にしないや。僕、これに決めたっ。


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 家猫は、寝てましょ。
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# by chaiyachaiya | 2011-09-08 21:40 | | Trackback | Comments(0)

夢のキングダムの土

 夢のことを、夢について、話したいと思います。
 将来あるべき状態や自己実現、ではなく、眠っているあいだに見る夢のことです。

 とても厳しい、自分にも自分以外のすべてにも厳しい見方をする父が生きていたら、「くだらんっ」と、一蹴されそうですが、その父も、時々は自分の見た夢を語っていました。
 今では、わたしの夢のなかに、ごくたまに、ふいに、きまりのない姿で現れるだけになった父。
 いや、むしろ父は、頻回に、克明に、それを語るひとでした。ちなみに、父の誕生日は、「夢の記」の明恵聖人と同じ、1月8日でした。
 
 さておき、心楽しい夢であれ、辛いだけの時空旅行であれ、夢のキングダムから、今しがた凱旋した若い勇者のように、父は、夢のキングダムでの出来事を話してくれました。
 死んでしまう3週間ほど前までは。
 死んでしまう10日ほど前からは、いよいよ夢のキングダムの領土の土が、足裏に馴染んでしまったのか、なかなかこちら側の現実に凱旋を果たすことが、できなくなっていました。
 もしかしたら父は今、父の夢のキングダム領内にいるのでしょうか。
 わたしが父に会うには、父の夢のキングダムへ渡ればいいのでしょうか。
 残念なことに、今のわたしは、わたし自身の夢のキングダムにしか、上陸できないのです。
 それでも、わたしの夢の王国領土は、じわじわ拡大しています。そんな気がします。
 父の領土とわたしのそれが、いずれ交わり、境界線が意味をなさなくなる頃、わたしは、父に会うことになるのでしょうか。
 やっぱり、そんな気がします。

 けれど、まだ今のわたしは、夢のキングダムの土に同化できず、分解不可能なビニルシートのように、はたはたと夢の時間の風に踊らされたのち、現実に送還されつづけているだけ。
 足裏でしっかりと夢の王国の土壌を感じ、そこから浸食され、分解され、土くれと化してしまえば、わたしは、時空を跨いで、父の居場所はおろか、何処へでも行けそうなのですが。

 


 
 
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# by chaiyachaiya | 2011-09-07 23:01 | 骨、或いは私の愛の物語 | Trackback | Comments(0)

座敷童子さん

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 昨年の九月、座敷童子で知られる宿(一昨年焼失)の敷地内にある、亀麿神社を撮りました。
隣は、お稲荷さまです。

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 写真の亀麿神社鳥居の上ををアップにしてみました。 
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# by chaiyachaiya | 2011-09-06 21:40 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

鯉のぼりが怖いのであります

 平面の日本画でも、青森ねぶたの立体でも、龍の鱗は平気なのだけれど、鯉のそれは、怖くて、長くは正視していられない。
 西洋のドラゴンと違い、東洋の龍は、胴体が蛇のように細長いから、なんだか大丈夫なのか、龍と鯉では、鱗の描き方が、違っているからなのか。
 どう違っているのか、ネットでいくらでも調べられるのだけれど、そうしたら、鯉のぼりの画像を見る、という未曾有の恐怖が待っているから、わたしには、出来っこない。
 
 KOOL JAPAN という番組を、なにげなく見ていた時だ。
 鴻上さんやリサ・ステッグマイヤーさんの後ろのパネルのひとつに、初めはごく微かな違和感を覚えただけだったけれど。
 瞬間、わたしの意識のしたでは、覚えのあるこれまでの恐怖の記憶が、立ち上がっては、答えを探っていたのだろう。やがて一気に、鮮明な恐怖のかたちをとった。両耳の後ろあたりがキリッと凍りついた。
 なんと黒い真鯉につかまる、真っ赤な顔と手脚の金太郎が、スタジオほぼ中央のパネルに使われていたのだ。わかり易い、日本的な風物として。
 あの金太郎の赤い顔。その顔のあり得ない向きも、わたしには余計いけない感じがする。
 怖い。

 鯉幟、という漢字を目にしただけで、もう、始まってしまう。
 ひらがなこいのぼりでも、わたしには充分。
 鯉のぼり、だと、髭のある鯉の固い頭部と、水に揺れてたゆたう胴体のような。
 鯉幟、では、日本的な色鮮やかさの、濃い山吹色のつよい大漁旗、壇ノ浦の源氏の白、平氏の赤、それぞれ海風にはためく幟旗、まで含めた。

                             ・・・続く・・・

 

 

 

 

 

 

 
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# by chaiyachaiya | 2011-09-05 22:53 | 鯉のぼり | Trackback | Comments(0)


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