ふみちゃこ部屋



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過剰摂取? でしょうか?

液体で吸収のよいコラーゲン一瓶10000mgを、毎日、頑張って半年飲み続けた頃、美容院室の店長さんに
「失礼ですが、太ったということじゃなく、なんだか、頬の下、ゆるゆる、っていうか、不思議な感じですね」
久し振りに帰省した子供には
「お母さん、顔の両脇に、たぽたぽのヒレみたいなも出来て、垂れてる」
と、指摘を受けた。
コラーゲンを止めた。
たぽたぽとゆるゆるは、消えた。
代わりに、冬場、手肌が、少し荒れた。

コラーゲンさん、あなたは多分、素晴らしいのだろうが、おばさんのカラダは、上手くいいカタチに、吸収できないのだ。

どげんしたらよか?

今度は、激安プラセンタのカプセルを、目安量の倍、摂取しているところだ。

困った人だべさ。我ながら。
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by chaiyachaiya | 2012-07-30 22:26 | ねこの寝言 | Trackback | Comments(0)

骨、或いは私の愛の物語 28 ラッレの事

「一体どんな研究、実験をしているの、ラッレ」
  私の、この問いかけにより、ラッレが、目の前で、煙になって消えてしまうことも、考えられた。
  幼い頃から、周りの空気を乱さないことに努め、押し黙って生きてきたというのに、私は、この愛しい闖入者を問い質さずにはいられなかった。
  二杯目の薄荷のお茶は、香りが尖り始めていた。
「ああ、知らなかったんだね、あなたは、そうだったね」
  ラッレは、動揺することなく、テーブルから、小花と木の実が散りばめられた模様の長椅子に、移動した。
  ラッレの背景となった長椅子の背凭れの花々や木の実達が、ユラユラと、揺れて見える。
  気をつけなくては、と思う。
「魂、愛、記憶、美しいものだけが詰まったパンドラの箱を、探し出して、開けようとしているんだよ。
  でも、別の学派の人達は、美しいものだけが入っている、という時点で、既にそれは、パンドラの箱ではない、と言うんだ。」
「私も、そう思うわ、悪いけれど。
   それに、見つかっても、きっと空っぽ。魂も、愛も、記憶も。」
「それでは、僕も、消えてしまう。
   僕が、喪われてしまうんだ、永遠に。」
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by chaiyachaiya | 2012-07-10 10:54 | 骨、或いは私の愛の物語 | Trackback | Comments(0)

骨、或いは私の愛の物語 27 ラッレの事

「僕達の髪の毛の色は、ほら、同じ色。少しオレンジがかった、でも濃くて深いオリーブ色。光りによって、赤くも緑にも、見える。」
  
  絡み合う竜が彫られた手鏡の面に、ラッレは、私達の顔を生け捕った。        
   赤い眼の竜と、緑の眼の竜に縁取られ、護られた古い鏡のなかでは、きっと違う時間が流れている。
  
  
  
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by chaiyachaiya | 2012-07-04 23:08 | 骨、或いは私の愛の物語 | Trackback | Comments(0)

骨、或いは私の愛の物語 26 ラッレの事

  思い出すことは、もうひとつの過ぎ去った時間を、生き直してしまうこと。

「思い出して。」
  と、ラッレは、言う。

  「いらくさ」
  と、あなたは、言う。

  私は、私の記憶を辿ろうと試みる。
  鳶色に透けたあなたの瞳に、答えのよすがを探ろうとする。

「いらくさ」
  そう、私はくり返す。むなしく。
  
  ラッレは、私の手を取り、懐かしそうに見ている。
  青い血管の河が浮き彫られ、茶色い染みをつないで、季節の星座を物語れるような、私の手の甲を。

  
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by chaiyachaiya | 2012-07-04 22:49 | 骨、或いは私の愛の物語 | Trackback | Comments(0)

骨、或いは私の愛の物語 25 ラッレの事

もう何も、することのない老人達のように、ラッレ(実験室から戻り、夜が明けるまでの時間の、あなた)と私は、寝台で、背骨を合わせる。
この物語が、アモールとプシュケのそれだったなら、と考えてみる。
私は、プシュケのように、夜の闇の繭に眠るあなたの正体を、灯で暴くなんてことを、目論んでいないのに・・・。
夜のあなたは、皮膚と肉の皮膜を通して息づく、翼のような肩胛骨であり、理科室の背骨であり、抉れたロールシャッハの白い横顔の尾てい骨。
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by chaiyachaiya | 2012-07-04 22:29 | 骨、或いは私の愛の物語 | Trackback | Comments(0)

骨、或いは私の愛の物語 24 ラッレの事

「この部屋の窓の高さは、」
  と、あなたは言った。
「覚えている?  」
  何を?  と、声に出しかけたけれど、私は、代わりに目で、問うた。
「まだ思い出せないんだね。まだ・・・」
   あなたは、でも、さして残念そうでもなく、たわいない悪戯の露呈を心待ちにする子供みたいな笑顔を向けてよこした。

  この窓の高さ。
   古くて、背の高い、朽ち煉瓦色のアパートメントの最上階からは、街の入り江、地平線すら見える。今日も、海は、濃い菫の紫に揺れている。
  
  
  

  
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by chaiyachaiya | 2012-07-04 20:43 | 骨、或いは私の愛の物語 | Trackback | Comments(0)

お母さん、こっち、こっち

原産国がアフガニスタンの、チンチラペルシャのジュヒのことを、「アフガンの白天使」と言ったところ、家族から、それだとなんだか、白装束で、目だけ出してる女戦士みたいだと指摘された。
今は、「白い弾丸」と呼んでいる。
この呼び方も、最初に、アフガンの、を持ってきたり、最後に、娘、を付け足したりすると、何やら物騒な響きになる。

長毛種は、その長い豊かな毛によって、肉球も覆われがちで、走行時、グリップが効きづらいせいもあるのか、ジュヒにおいても、他の短毛種には見られない、例えば、昭和のアニメチックなフォームを見せてくれる。
「ドドドドド~ッ」とか「ゴゴゴゴゴ~ッ」
という擬音が、斜めに描かれた足許の車輪に、ゴシック体で、突き刺さっている、あの懐かしい昭和三十年代の漫画のお作法。

続く
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by chaiyachaiya | 2012-07-03 10:40 | | Trackback | Comments(0)


猫と日常と非日常
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