ふみちゃこ部屋



カテゴリ:座敷童子さん( 19 )


座敷童子ちゃんにドラエもんのムック本?を買ったの記。

初めて座敷童子さんにお会いした後、一睡も出来なかった私(夜が明けるまでに、もう一度、いらっしゃるかも、だったら、取り敢えず眠っておこう、でも、もう一回さっきみたいな展開になったら、わしの身が持たん気もする、ていうか、どのみち、コーフンして、ちっとも寝られりゃしない、はぁはぁ)は、帰宅した夜はもう、いわゆる怒涛の爆睡(?)に陥ったまま、朝を迎えました。
正確に言いますと、灯りを消した寝室天井で、楕円形の赤桃色のエネルギー体が、プチプチ細かく激しく、怖いくらい弾けながら迫って来ましたので、
「見えてる? なんかでっかいの来てら。おっかないんだけど、凄いんだけど」
と、驚き喜んだら、
「わらしちゃんさ会って来たして、見えるんだべさ、おら、今日は見えね」
と、家人くんに、やや寂しそうに悔しそうに返される、というプロセスを経た直後、ずるずる、多分茹で卵一個入るくらい口を開けて、私は眠ったんだと思う。

その日の夜、帰宅した家人くん談。
「あなた寝てたけど、朝早く、居間から、プップー、って、玩具の車のクラクションみたいな音がして、なんだろうと思ってたら、また、プーって、その後トイレに起きて寝室戻ったら、も一回、プップーて鳴るから、居間になんか音出る物あったかと探したけど、やっぱりなかった」

また、その週の土曜日の夜は、フィギュアスケートのグランプリファイナル、女子の放映を見ておりましたのですが、一人目の演技が始まって間もなく、TVの画面の右上から左下に向かい、幾分かアニメテイスト漂う、オレンジ色の勾玉型とやや小さな楕円と丸が、ゆらとこゆらとこ、という感じて、わりとゆっくり渡っていくのでした。演技をしている女子スケーターのこちら側、画面最前線にて、でした。脱リキ系のゆらとこゆらとこリズムに、笑ってしまったとです。
「ありゃ」「なに、あれ」「照明の影響? 違うべ」「へば、一体何だべ」
その日のグランプリファイナルは、家人くんと、最後までしっかり見ましたが、二度と、オレンジ勾玉ちゃんの出現はありませんでした。

ところで、二戸の緑風荘さんにて、座敷童子さんが「ドラエもん」のムック本みたいなものを弄っているのを見たり、座敷童子さんと一緒に「ドラエもん」のアニメを観た私は、もう、次回宿を訪ねる時、わらしちゃんへのお土産に持っていこうと(再開緑風荘さんでは、玩具は持ち帰る、という決まりですので、宿で遊んで、再び旅行鞄にしまって帰宅、であります)、書店にて、「ドラエもん」の幼児向け科学ムック本と 「ドラエもん」の声優の方が詠むCDつきの、百人一首を購入しました。
百人一首のほうは、クリスマスの可愛い包装紙に包まれています。

ああ。クリスマスは過ぎ、年が明け、もう直ぐ二月です。いつ、わらしちゃんと玩具で遊べるんだろう。

座敷童子さんの話しをしますと
「〇〇さんが遠くなる〜」
と、座敷童子さんの宿を私が訪ねる前からの知人に言われたりします。
見えない世界のハナシは、自己申請で、言ったもの勝ち、みたいなアヤシイ領域なこともわかっております。

また、賢い方は、宿でディープな体験をしても、口を噤んでいるのかもしれないなぁ・・・。
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by chaiyachaiya | 2017-01-23 23:12 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

可愛くて神々しかった座敷童子さん。

私、遂に、二戸の緑風荘さんで、座敷童子さんにお会いしてしまいました。

これまで、宿で、馬乗りで暴れられていただいたり、自宅寝室にて光、模様文様などを毎夜見せていただいたり、可愛いお声などを聞かせていただいておりましたが、実際に、座敷童子さんにお会いしたり、触れあうことはなかったのです。
きっと自分は、このまま、お会い出来ぬままいくんだろうな、と思っておりました。

・・・今月の6日に、ひとりで一泊したのですが・・・。

その朝、暴風雨、雨アラレの中、駅に向かう私は、きゃははは、と笑い出したくなる気分でした。こんな荒れ模様のなか、座敷童子さんの宿に向かう自分が、可笑しく、愛い奴じゃ、と、なんだか、可笑しくなっていたんです。

電車を乗り継ぎ、金田一温泉駅に到着。気の弱い私は、宿に電話して迎えをお願いするはずもなく、タクシーを呼んで、宿へ。

可愛くて明るくて感じのいい宿の方々のお顔を見て、ちょこっとお話し出来て、既に、幸せ。

温泉に浸かり、また幸せ。

夕食の時間、地元の食材を使った膳をいただき、ビールや南部美人や、宿自家製の梅酒をくいっと、で、益々幸せ。

ああ。ここまで書いただけで、また、うかがいたくなってきました。

ここまででも、充分過ぎるくらい、幸せな気持になり、生きている事自体に感謝したくなる、不思議な宿です。私にとって。

だがしかし。

それどころではない幸せが、今回は、真夜中に、起こってしまったんです。

・・・その夜、寒いかな、とも思いましたが、エアコンをオフにしました。エアコン稼動中は、発光ダイオードブルーの光で、幾分か、明るくなります。
出来るだけ、明りに邪魔されない方が、見せてくださる模様文様や光で出来た雲丹のように空間を泳ぐ煌めきちゃん達を、よりはっきり見られるので、暗い方がいいのです。

明りを消しますと、いつものように、闇のなか、煌めきちゃん達が、部屋じゅうを行き交いはじめるのが見えてきます。
・・・いつもと違うと言えば、時々、部屋のあちこちで、こと、かた、と、ちいちゃい指先で、部屋の何かしらを弄っているような音が聞こえる、ということでしょうか。
・・・でも、今回も、空間に、亀甲紋とか、明朝体の漢字ひらがなカタカナを降らせて見せてくれる、という感じなんだろうなぁ。や、それだって、嬉しく楽しく、感謝の気持ちでいっぱいだけれども・・・。

うつらうつら。目覚めると、キラキラ。光の雲丹、手脚の長いお星さまが、行ったり来たり。
を、幾度も繰り返していました。

と、唐突に。

ヴィィィィィィン、という音。

左の耳から右の耳へ、高層ビルにエレベーターで上昇している時や、電車でトンネルに入った時に感じるような圧とともに、極々軽い、金縛りと言えない程の、不思議な感覚。
「はっ、始まった」
という言葉が浮かびました。
これまでとは違うことが始まったのだと、確信を持って、感じました。そして、かなり、怖かったです。
と、ベッドの左の壁に、大きく、再建緑風荘のキャラクター ちび麿くんの画像が浮かんでいます。
「へっ? 怖がらせておいて、これ?」
正直、意表を突かれ過ぎて、ぶふっと、気抜けしていますと、そのちび麿くんの画像の、上や下や横のそちこちから、明朝体の漢字ひらがなカタカナが、パシパシ、湧いては消えていきます。なんだか、電車の中刷り広告みたく、揺れてもいます。
部屋の外の廊下は、まるでこれまで緑風荘さんに泊まったことのある方々、老若男女の癒されたり和んだりした記憶の残響のような、和やかで賑やかな声や行き交う気配で満たされていました。ちいちゃな子どもの楽しげな声もしています。
「ああ。皆さん、家族連れの方々。24時間入れるから、温泉行ったり来たり、自販機からジュース買ったりしてるんだ」
その時、視界の隅に、ベッドの脇のあたりに、ドラエもんのムック本かそのプチ付録みたいなものが、目に入りました。
あれ、と、見ると、うつ伏せでその、ドラエもんの何かを見るか、弄っていた男の子が、こちらを振り向いて、にっこり、微笑みました。
とても親しげで、とっても可愛くて、ぷっくりしていて、・・・ああ、他の家族連れの泊まり客さんの子が、私の部屋に、ベッドに、紛れ込んじゃったんだ。・・・でも、なんで、絣の着物着てるんだろう・・・?

「寒くない?」
と、私が話し掛けたり、その子が、私越しに、ベッドサイドテーブルの、幼児用ゲーム機?みたいな物(現実には、部屋のリモコン)に手を伸ばしたりもしました。
左の壁を見ると、ちび麿像は消え、壁とカーテンをスクリーンにして、ドラエもんのアニメが、展開されています。
「寒くない?」と、その子に訊いたのは、この段階だった気もします。
その子はそのまま、ベッドの左側のお布団にいて、一緒に「ドラエもん」のアニメを観ました。

そのうち、天井から、チューチュー、というネズミの合唱のような声が聞こえ、見ますと、1メートル半ぐらいの円形に、天井壁が盛り浮き出、ぽこぽこうにょうにょ、ネズミのように蠢いています。

「今度は天井で、何か始まったね」
そう言いながら、その子の方を見ましたとき、・・・。

誰も、私の側には、いませんでした。ドラエもんのアニメなど、上映されていません。

たった今さっきまで、人びとの声や足音で満ち満ちていた廊下も、しーん、と物音ひとつしません。

心が落ち着いてから時計を見ましたら、午前3時4分。
朝まで一睡も出来ませんでした。

お顔、笑顔の印象が強過ぎて、髪型は記憶にありません。

この上なく可愛いのに、神々しい、という矛盾が成り立つのは、神様だからでしょうか。

あのような笑顔の子どもに出逢ったら、やはり、何か普通ではない、神がさしてる子だ、と感じると思います。

あの笑顔。あの表情。表現は変ですが、思い出す度に、喜びで全身から力が抜け、へなへな、となるくらい、強力なのです。

これまで見せていただいている模様文様が、神秘的で、荘厳な感じだったので、まさか ドラエもん で来るとは、吃驚でした。

ビビリの私が、「あ、他の泊まり客のお子さんなんだ」として、受け入れ易いように、脳をいじってくれた感じも、有り難く、愛おしく感じます。

・・・宿から戻ってからも、可愛いいたずらが、続きました。

次回、お伝え致します。
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by chaiyachaiya | 2016-12-23 22:42 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

座敷童子ちゃんに、やっぱりやられちまった感MAXな旅のあとさき。

新幹線とローカル線、合わせて4つの線を辿り、復活再開3日目の、あの宿に到着しました。
五月の風のなか、ローカル線の電車が、不器用に緑を割きすすむ感覚に、ゆるゆると寝不足の身を委ねても、何処かコーフンして、眠れません。
だって、もうすぐ、6年半ぶりに、座敷童子ちゃんの宿に到着しちゃうのですから。

「や、緑風荘さん御一家が悠々食べていけるのでしたら、宿、再開しなくてもいいと思ってるんです。こちらの知名度を、自分のスピリチャル系ビジネスに利用しようとする方が後を絶たない、ていうのを、見てきましたし。私ら、これからも、亀麿神社、勝手に御参りさせていただきますので」

東日本大震災という未曾有の災害 悲劇も起こり、宿復活が、ズンズン前進、とは言い難い状況の時、ああ、こともあろうに、私は、宿の現御当主様に、言い放ったことがあります。普段、ビクビクぴくぴく辺りの状況をうかがい暮らしている私ですが、ごく稀に、気がつくと、意味不な直球を投げていたりします。や、本人は、ごく稀に、と表していますが、実は頻回に、言いたいことを言って生きてる気が、急にしてきました。
ビクビクぴくぴくの、無意識の層からの反動なのか、や、というより、頑張ってヒクヒク自制せねば、自分にとっての真実とあらば、ひたすら吐露し尽くしたい自らのの性を知っていて、その注意力が薄れた一瞬に、本音をぶち撒ける慣いなのか・・・。

あ、いや、ごめんなさいまし。
要らぬ 私話しを、してしまいました。

・・・しかし、やはり、どんな理由にせよ、宿、再開しなくてもいい、などと口にした私は、自らのその言葉により、数年かけて、ある意味、じりじりと、蝕まれることになりました。

年に幾度か、亀麿神社へ御詣りし、写真を撮れば、ありゃ、なしてこげなの、写る? だったり、可愛い、神秘的な事象、を、家人と共に体験させていただく、といことに変わりはなかったのですが、宿がなかったこの、6年半の間、様々な出来事や、本人にもまた心身の経年劣化が、滞りなく(?)起こり、私は、意識のモヤっとしたお婆さんに、悲しくも、カタチを整えつつありました。

この頃は、ネガティヴ思考に囚われると、バスタブに身を沈めることも出来なくなっていたんです。
「こんな無価値な私なんかが、バスタブで、ゆったりまったり、いい気分になっていい汗をかいていいはずがない。許されぬことだ」
お笑いみたいですが、本気で、そうとしか思えなくなり、自己懲罰的になり、冬の最中であっても、シャワーだけで済ましたり、になっていたのです。
それでも、毎日、シャワーを浴びていた、というのも、可笑しいですね。(もっとも、超脂性でなければ、自己肯定感からっきしエンプティの日は、浴室に向かうこともなかったでしょう)
かえすがえすも、妙な暮らし方ですなぁ。

ああ。ご、ごめんなさい。
浴室とバスタブとアダルトチルドレン婆さんのハナシになってしまいました。

・・・復活緑風荘。
亀麿神社の傍に宿泊出来るだけで、もう嬉しくて嬉しくて、堪りませんでした。

いざ復活再開となった今、こんなの見た、こんな不思議な目にあった、は、見る方向からすれば、言った者勝ち的な側面のある、所謂見えない世界、スピリチャル系事象の括りど真ん中過ぎて、やっぱり書き倦んでいますが、ひとつだけ、自信を持って言えることがあります。

私の、背負ったものもの、しでかしちゃったコトゴト、や、だってそもそも、生まれてきたこと自体が、酷い誤謬、・・・何故かというと・・・
と、家人から見れば、幻の蟻地獄に、率先して囚われ、滑稽なふるまいで懊悩しているように見える私らしいのだけれど、本人とて、蟻地獄はマボロシだと、いい加減薄々感づいてはいるのだけれど、蟻地獄の砂は熱く、もがく私の手足を爛れさせる力は、リアルが過ぎて、日々、どうしようもなかった。
『命の電話』へのコールは、数年かけて、時計周りに、全都道府県を、1周半もしてしまっていました。
一体何処の誰が、幻の蟻地獄から、私を解き放てるのだろう。どんな言葉で、助けてくれるんだろう。

はい。
二戸の、座敷童子ちゃんが、でした。

いい意味で、脳を弄られてしまったのでしょうか。
ああ。この感覚は、6年半ぶりです。

言葉なんて、要らないのでした。

生きていることは、それだけで、楽しく、心弾み、穏やかで、感謝したくなること。
うひゃひゃひゃや〜っ。
の、感覚が、ほわほわ、湧きあがり、溢れ出してきます。

ああ。おおお。
私はやっぱり、時々、亀麿神社を詣で、隣のお稲荷様を詣で、傍で眠り、魂のメンテナンスをしてもらうことが、ネセサリーのようです。(あ、今一瞬、ルー大柴さんに憑依されました。)

6年半。ギリギリでした。
これ以上、宿の再開が延び延びになっていたら、セルフメイドの蟻地獄の底で、まったく動きが取れなくなっていたと感じます。

小さな神霊様。神様。

本当にありがとうございます。
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by chaiyachaiya | 2016-06-07 18:24 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

再開緑風荘 行って来やした!!

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ありゃ これは朝ご飯


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夜ご飯です
白いご飯と 後で ひっつみ という汁ものも出てきまする


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亀麿神社&お稲荷様です



写真の順序 考えていたのと逆の順序になっちゃいましたぁ〜っ(⌒-⌒; )

取り急ぎ 写真でございます!!

あまりにご飯なフォトでございます!!
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by chaiyachaiya | 2016-05-23 20:57 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

居酒屋さんに速攻で、だった、座敷童子ちゃんっ‼︎

先月、9月の28日は、座敷童子さんで知られる、岩手は二戸の亀麿神社大祭と、緑風荘さん再建の地鎮祭がとりおこなわれまして、私も、家人くんとともに、行ってまいりました。(大祭には参加、地鎮祭は、遠巻きに見学。そして、その間に、TV局さんや、新聞社さんから、家人くんや、宿で知り合った方たちと一緒に、取材を受けては、狼狽えたり・・・でしたです)

さておき、先週の金曜日の出来事について、記させてください。

子らの保護者会(正確には、教授と保護者の立食バイキング懇親会withアルコール)で、知り合った方々が、私の住んでいる街に、泊りがけで会いに来て(正確には、飲みに来て)くれました。

予約していた居酒屋の座敷で、結局私は、座敷童子ちゃんの事、携帯におさめてある写真を見せながら、話し始めたのです。
お店の女性も巻き込んで、“座敷童子ちゃん光の粒レスキュー隊”事象やら、音源電源切ってある、や、そもそも音源電源ない猫のぬいぐるみから、にゃ〜にゃ〜鳴き声止まらない(焼失前の緑風荘さんで、友人家族が体験した話、しかも、宿から戻った友人の御主人が、ビルの6階で、その話をしたとたん、猫などそこにいないのに、「にゃあぁああおん」と、強烈な猫の鳴き声がした、と驚いていた)話などをしていたのですが、
「や、あのう、写真ですが、カメラのレンズに、水滴か、埃、ついてませんでしたか」
と、真向いの男性に、柔らかくもクールな反応をいただいたのでございます。
「あ、男性は、そうですよね。理に合わないことは、・・・ですよね。うちの家人くんも、あの宿に行く前は、ていうか、私も、そう思ってましたし・・・もごもご・・・」
「ごめんなさい。俺、理系なもんだから」

・・・座敷童子ちゃんネタはここまで、と流石に悟った私は、何か、昨今の世の中の動きやら、加齢による心身の劣化を嘆くやら的な話題に移行、皆で和やかに歓談しておりました。
「あ、なんか飛んでる」
件の真向いの男性が、テーブルから10センチ程の高さを見て、驚いたように言ったんです。
私は初め、ユーモアのある彼が、【と、思ったら、飛ぶのはやっぱり、虫とか、埃、でしたわ〜】の、笑い話を演出しているのかと思いました。
私は私で、飛んでたとしても、季節外れの小虫くんでしょ、と結構胸のうちで決めつけながら、その視線の先を見てみますと、飛んでいたのは、直径4ミリあるかないかの、小さな小さな、シャボン玉(に、見える何か。虹色の揺らめきは確認出来ず)、です。
ふわふわ、ふわふわ、天井へ上って、ふうっと、見えなくなりました。

「俺が、そんなのあり得ない、て言ったから、速攻で来たんだな。この場で、あり得ないのが、飛んできた」

厨房からは離れている、囲いのある座敷でしたので、ちょっと不思議でした。
わいわいガヤガヤしていたので、目撃出来たのは、その「あるわけない」と言っていた方と、私だけでしたが。

「や、驚いたよね〜」と言いつつも、
『ふっ、座敷童子ちゃんの為さることって、んまあ、ざっとこんなものよ、イタズラ好きの小ちゃな神さまにとって、これぐらいPeace Of Cakeよ』
と、心の中で嘯いて、余裕の表情もつくっていた私なのでした。
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by chaiyachaiya | 2015-10-29 17:50 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

吉野ピンクルちゃんと座敷童子ちゃんとダイヤ柄の夜。

タイトルが、“ちゃん×ちゃん” になってしまいました。
でも、何方も、“ちゃん” を外したくないほど、とっても愛おしいので、仕方ありません。
あ、ダイヤ柄は、まだ気に留めないでくださいませ。

今年の四月のとある日、家人くんと私は、久し振りに、岩手県は二戸市 金田一温泉郷にあります、再建中緑風荘敷地内の、亀麿神社を詣でることが出来ました。
隣のお稲荷様、亀麿様、道路を渡って坂を登り、熊注意の衝立に「怖いよお、嫌だよう」と、山路を道すがらに喚きながら、薬師様にも辿り着き、最後は近くの山の神様、龍神様、庚申様、にもお水をさし上げ、多分偶然なのでしょうが、祈りあげる度に、其々の神様の性質をあらわしている如くな風に、頭頂部や頰を、優しくなぶられ、今回もまた目茶苦茶浄化されちまったぜベイベー感に満たされながら、家路を急いだのであります。(一刻も早く、ビールなり、発泡酒なり、チューハイなりを、飲まな、の心、此処にあり)

そして、帰宅した私は、風除室の郵便受けに、小包が届いているのを見ました。
丁寧に描かれた宛先・・・このきれいな書跡は・・・。
あああっ。奈良に住む、稀有な歌詠みの才を持つ友のもの。

包みを開ける間ずっと、雄叫びをあげ続けていた私は、文字の連なりを目にしただけで、こころが暖かくなる御手紙と贈り物を受けとった後もまだ、更にぴょんぴょん跳ね続けてしまう始末。

奈良は吉野町の、“吉野ピンクル”ちゃんの、フェルトで出来たマスコットが、同封されています。
小さな外袋には、可愛い仏様?弥勒様?が、座していたり、ゆるく駆けていたり、のイラストが描かれていました。

座敷童子ちゃんの郷を訪ね、帰ってきたら、遠く離れた友より、贈り物が届いていて、・・・私が、どんなにか幸せな気持ちで眠りについたのかは、言うまでもありますまい。

・・・そうしましたら・・・
例によって、真夜中に、ふと気がつきますと、閉じた目蓋のドームいっぱいに、凄まじいスピードで、細かい幾何学模様が、次々蠢き震え変化しているのが見えます。
夜の闇に、目を開けても、同じように、寝室の天井や壁中に、パシパシと、それは展開され続けるのです。
眠ろうとして目を閉じたところで、その“ART”は、目蓋の内側に移行するだけなので、無駄というもの。
色も形も、瞬間瞬間、様を変えていくのですが、◯や△、ハート型や星型などを組み合わせたような感じでしょうか。細かく、何十個も、です。
二十分ほども続いた、その “ART” が、なんだかこれ迄と微妙に違う図柄のようにも見えます。

あっ。
模様の間あいだに、菱形の線のような仕切りがある。そして、その連なりはダイヤ柄を成している‼︎

あのう、私が ダイヤ柄 という文字を打ったからといって、今回は、フレディ・マーキュリーのタイツネタでは、ございません。

翌朝、もしかしたら、と、吉野ピンクルちゃんの外袋の柄を、確認しました。

すると。
小さな可愛い仏様のようなイラストは、ダイヤ柄の仕切りの中に点在していました。

・・・全部私の気のせいかも知れません。更年期症状のヴァリエでしょうか。

でも、これ迄、座敷童子ちゃんて、結局すべてお見通しなんだな、と感ずることが、幾度かありまして・・・。

その夜の色と形の煌きは、
「今日は良かったね! 良かったね! 嬉しいね! こういう模様の袋に入ったプレゼント届いたねっ!」
って、座敷童子ちゃん達が、一緒に喜んでくれていた気になり、思い出しては、心弾む私なのでした。
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by chaiyachaiya | 2015-06-19 18:44 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

ばびゅ〜ん‼︎とやって来る座敷童子ちゃんの謎。

5年前に焼失した、岩手は二戸の、座敷童子ちゃんの宿が、来秋には、再開されるらしいので、私はもう、嬉しくてたまりません‼︎

先月の28日、その宿の敷地内の亀麿神社にて、神事があるというので、家人と一緒に、行ってまいりました。

不思議な出来事は、その前日の夜に、起こりました。
夕食を終え、食卓で、本を読んでいた時です。

ばびゅ〜んっ‼︎

という、なんといいますか、引き金を引くと、先端に火花が見える仕組みの銃か、フルバックカー、いずれにしても、子どもの玩具の音が、椅子に腰掛けていた私の右か右後ろの辺りで、したんです。
思わず、そんな音源は、何処に? と、きょろきょろしていましたら、家人も、此方を見ています。

「聞こえた?」
「うん」
「ばびゅ〜ん、て」

その夜は、私は爆睡状態で、夜中に目覚める事はなかったのですが、家人の話しでは、灯りを消した寝室の天井じゅう、赤や黄色の、多色刷りキラキラに満ちていたそうです。

・・・や、ごめんなさい。
本当は、こういった不思議体験自慢みたいな事書くのって、如何なものか、と常々思っていたのですが・・・。
わ、わしのBlogって、違うべ、とも感じているのですが...。

・・・あの宿に泊まってから、毎夜、銀色や発光ダイオードブルーの熱をともなわないキラキラちゃんたちが、天井に瞬くのが見えるようになりました。光で出来た雲丹、みたいに見える物ものが、その日によって、胸の直ぐ上まで降りて来たり、激しく瞬いたり、ゆっくり星座をなぞるように移動したり・・・。

それ以外にも、驚くほどのヴァリエーションを持って、綺麗で可愛いショウを見せてくれています。
家人と私は、「あ、ほれ、ここ、ここ」と、同じ方向を指差すのですが、見えるものは、時に微妙に、ある夜は、かなり違っていたりです。

・・・でも、こういった体験は、家人と私に限った事ではなく、あの宿に泊まってから、不思議で心和む“時”を持ち続けている方は、かなりいらっしゃいます。
(更に奥ゆかしい方々は、胸に仕舞い、口にしないのかもなあ・・・)

ところで、今宵、今度は、テーブルの上で、ばびゅ〜ん音が鳴りました。勿論、そういった音の出る玩具や音響機器は、テーブルの上にも、部屋にも、ありません。

家人と私は、今回は直ぐに顔を見合わせました。前回と同じ、午後8時20分前ぐらいの出来事です。

音の感じは、同じばびゅ〜ん系でも、どちらかというと、ぶぶ(車)の玩具のそれに寄ってたようです。

・・・ああ、座敷童子ちゃんたちって、幼くしてみまかった、ちいちゃくて、愛おしい命・・・そんな可愛いちゃんたちが、心弾む、いい気を送ってくれているというのに、・・・わ、私なんか、ヘタレる事だけ年季入って、なんて、情けない生の時間を過ごしているんだろう。

座敷童子ちゃんたちにドン引きされないように、キリリと生きる努力しなくちゃ‼︎
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by chaiyachaiya | 2014-10-01 22:55 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(2)

赤い靄の前に立つ市松人形の夢を見た後の事

街の中心部まで出掛け、スティショナリーや楽器やCDなども含めて売っている、総合書店ビルといった、昭和のにおいがある細長い建物の四階で、私なりに奮発して、子ども用の赤いウクレレを、買い求めたのだった。

ウクレレ、という、響きも楽しげな弦楽器の、本来の大きさを知らないので、それが子ども向けであるかどうか、直ぐにはわからかったけれど、ペタリペタリ塗り込められたような赤の色味や、弦を留める部分の稚拙な様子から、本格的な一品ではないのは、推し測る事が出来た。
「でも、飾り物じゃないんです。音、ちゃんと、鳴りますよ。」
レジの若い女性が、ラッピングペーパーやリボンの見本を、見せながら言う。

飾り物にするにしては、確かに趣が足りていないその真赤なウクレレを、肉体を持たない小さな神霊となった子ども達への、お土産だと説明したら、レジの女の子の、私に向けられている笑顔は、ちょっと変質してしまうだろうか。
「ええ。実際に、音が鳴るのであれば、それで、充分です。」

小さな神霊達と、幾度か触れ合ううちに、その可愛いちゃんらは、時には、電池が抜かれてあろうと、小鳥の玩具は鳴かせてしまうし、音を鳴らす機能など付いていない猫の縫いぐるみから、猫の鳴き声を発し続けさせてしまう、という技の遣い手であることをおもいしらされた私だったが、現実に音の鳴るものの方が、取り敢えず、座敷童子ちゃん達も、ひょひょい、弄り易かろうし、初めて接する方にも、分かりやすいのではないかなどと、客室の床の間に置かれた赤いウクレレを想い浮かべ、もうかなり悦に入っていたのだった。
数日前、赤い靄を背景に、市松人形が立っている夢を見ていた事もあり、‘赤いウクレレ’は、なんだか、とても正解、だと思った。

箱詰めされた後の、ちいちゃいピンクや水色やレモンイエローのバルーンと虹が、離れると、花束とリボンみたく見える、白地の包装紙にくるまれ、赤と白と青のトリコロールカラーのリボンで飾られた、座敷童子ちゃん達へのプレゼントの可愛らしい華やぎに、私は、とても満足していた。

数日後、車の荷台の、着替えなどの荷物の上に、振動で転がらぬよう配置を工夫し、そのお土産包みを載せ、夫と私、それから友人のN子ちゃんの三人で、座敷童子ちゃんで知られる宿へと向かった。

その日は、宿の先祖である、座敷童子ちゃん達のリーダー“亀麿様”を祀る、神社のお祭りの日に当たっていて、神事がとり行われたり、煌びやかな平安貴族の装束の青年が、心に染みる横笛を吹いたり、日本画家の方の手による作品や週捲りなどの抽選の時間などもあり、私にも、幸運が齎された。週捲りを、いただいたのである。

大広間での夕食時、舞台に張られた、その日本画家の方が巨きな布に描いた、当日初お披露目の、“子ども観音”達のような絵に、皆が見守られているように思えた。
・・・その絵の、画面のかなりの領分に、綺麗な赤が履けられている。
「私が夢で見た、ひろがる赤い靄、ああ、この絵の、画面にひろがる赤、を暗示していたのだな。」
などと、夫や友人に、語っていたのだった。

大広間で続いた宴には、「千と千尋の神隠し」の、夜の湯屋の世界に、皆して紛れ込んでしまったような錯覚を覚えた。不思議に溢れた、心踊る一夜となった。

それから、おおよそ一週間経た日の夜、
「おかあさんっ、あの宿が、燃えてる。既に全焼状態だって、今、友達の携帯にメールが。」
「ええっ。」
長男の友人の実家が、その宿の近くにあり、彼の幼馴染みが、知らせてくれたのだという。

・・・その夢のなか、薄暗い、古い和室の襖の左側から、ふわー、と靄のようなものが、ひろがってきていた。
靄は、白くなくて、赤い色が付いている。或いは、赤い光りと一体となっている感じ。
いつの間にか、赤の靄の前に、拵えの佳い市松人形が、ちょこんと立ち、此方を見ている。
「ここ、童子ちゃんのとこ? ここ、童子ちゃんのとこ?」
私がそう話し掛けたとたん、お人形は、人間の幼い女の子になって、蒲団のなかにあった。
「ここ、童子ちゃんのとこ? ここ、童子ちゃんのとこ?」
繰り返す私に、仰向けに臥ている幼女が、
「うーん、うーん。」
と、切なげな声を漏らしたところで、目が覚めたのだった。

座敷童子ちゃんに属する事 = 楽しい、嬉しい、心弾む。
という図式しか、私のなかには無かったので、夢の暗示から、何一つ、受け取ることが、出来なかった・・・。

焼失自体は、驚きと悲しみの出来事だったけれど、私の与り知らぬ処で、あの、優しい可愛いちゃん達の世界は、キラキラと、幸せに満ちていてほしいと思う。

や、如何におさな児とはいえ、神様。
「あのね、おばちゃん、ぼく達の事なら、心配には、及ばぬ。」
と、美しい場所で、笑っているのかもしれないのだが・・・。
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by chaiyachaiya | 2013-09-10 16:19 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(3)

戦争ゲームのあくる日の座敷童子ちゃん

その宿に着いた当日は、夕食の前(ビールを美味しくいただくため)と、真夜中(酒精さんに少しでも体から出ていっていただくためと、座敷童子ちゃんの気配を感じるため)に、館内の温泉浴場へ向かうのが常でした。

或る夜、例によって夜中過ぎに浴場の戸を引きますと、宿で知り合った女性がひとりいらして、湯に浸かっておられました。
ふたりで、これまでに宿で体験した不思議な出来事などを伝えあった後、私の方が先に浴室を出て、脱衣所の引き戸を閉めたとたん。

うら若い女性が柔らかい声で、朗らかに歌う声が、浴室から聞こえ始めたんです。
その女性は、私同様、既に、うら若い、と表現できる年代ではありませんでしたが、ハミングする段になると、グイッと声が若返ってしまう、ちょっとした特異体質なのかもしれない、と感心し、「凄い、可愛いお声ですね」と、声を掛けて驚かそうかとも思いましたが、や、もはや彼女のひとりのリラックス時間に立ち入らずにおこう、と静かに、家族の眠る宿泊部屋へと、廊下を進みました。

部屋では、皆もう寝静まり、テーブルの上に、長男が宿に着くなりちょっと音量も上げて集中していた、第二次世界大戦を模した、戦争ゲームのデータが入ったパソコンが、柔らかい薄闇に、茶筒や、急須、湯飲みなど丸みのある物たちのなか、冷んやり直線的な異物感をともなって、見えていました。

翌朝のことです。
「夕べ、私が出た後、歌を歌われていましたよね。若々しい声で、びっくりしました」
大広間での朝食の際、件の女性に話し掛けたところ、
「は、私、歌っていませんでしたよ。お風呂場で歌う、ってこと、ないんです、私」
「え?」

それから、子らは、もう一度、温泉へと向かい、夫と私は、荷物を纏めながら、部屋にいたのですが。
「ここに泊まって、初めて、悪夢見た」
と、ぽつり、夫が言いました。
「ええっ、ど、どんな?」
「自分が、ヒットラーの側で、酷い戦争の司令官で、最後に負けて、責任取れ、って迫られていた。もの凄く、苦しかった。ここで、座敷童子ちゃんの宿で、こんな夢、見るなんて」
「座敷童子ちゃんの宿だから、だったりして。昨日の戦争ゲーム、童子ちゃんにとって、辛かったのかも。戦争で、早く亡くなった子も、いるのかも」
考える前に、私は、こんなふうなことを、話していました。
「そうなのかなあ」
夫が応えた瞬間。
「はあ〜い」
幼児、というより、もう少しだけ大人びた少女の声が、ほわっと、部屋の空間に響きました。素直で、優しげな音でした。
「今、したね」
「うん、聞こえた、女の子だね」

たまの温泉旅行だし、親たちも、ほれビールださて日本酒だモードと化し、子供たちだって、好きなことを好きなように、としていたのですが、それ以来、宿の部屋では、長男は、例えば「大人の科学」シリーズの、楽しい動きのある工作物を組み立てを仕上げ、操り、二男はプチバルーンを膨らませて飛ばし、私は絵本を読む、という本来のカタチに、戻ったのでありました。

そして、そういった、爆音や、破壊音、阿鼻叫喚と無縁の遊びや楽しみに興じている時に、写真を撮ると、白くて模様のある玉ちゃんずが、いっぱい映り、こちらも、わけもなく、幸せで弾んだ気持ちになっていくのでした。
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by chaiyachaiya | 2013-02-18 19:54 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)

トラフィック系座敷童子ちゃん事象と、電源OFFラジオの夜

「なんだか、小さい指で腕や胸を、トントンってされてる感触あって、目を覚ますんだけど、別に何も見えなくて、でももう一眠りしようとして目を瞑ると、また、可愛い指先で、トントンがあって、を、夕べは何度か繰り返してたんだ」

そう話す夫に、私の反応は、どんより鈍いものでした。その日は、子供の学校の面談があり、どしゃ降りのなか、数時間かけて、車で出掛けなくてはならなかったので、フシギ話しは、いつもより、私の耳の上っ面を、するする滑りおちていったようです。

登ったり下ったりの追い越し禁止の黄色線に貫かれた坂道を、夫が運転する車は、制限速度以下で走る、グレーのローレルの後ろについて、ゆっくりと走っていたのですが、前を走るその車の速度は、だんだん、嫌がらせのレベルにまで達しつつあるように思えてきました。
「このままじゃ、子供の学校の面談に間に合わなくなる」
夫は、遂に、アクセルを踏む心算になっていたと思います。
そしていよいよ、いざ追い抜くぞっ、と速度を上げかけた、その時です。
下り坂にさしかかった時、一歩手前をトロトロ走りしているそのローレルの屋根に、私達は、小さい四角形の切れ込みを、発見しました。
「あれ、覆面パトカーだ」
と夫。
私達が、スピードを上げ、黄色い中央線を踏んで、追い抜きをかけたなら、ニュイっと回転灯が頭を擡げ、交通法規を違反した咎で、免許証に影を刻んでいたことでしょう。
のんびり行くしかなさそうです。
「ああ、そっか、座敷童子ちゃんが、『今日はそういうわけで、気をつけてね』ってしてくれてたんだね」
と、私以上に、都合良くポジティブシンキングな夫が、ほっこりと呟きました。

それから数年後の或る夕刻、ガツンッと、貰い事故に遭った日の夕べのことです。
「あのね、相手の車は、アコーディオンみたいになって廃車、でも特に怪我無しだった。うちも、もしぶつかられる瞬間、あとほんの少しずれてたら、助手席のドアに激突されて、窓ガラスぐちゃぐちゃ飛び散って、二男が大変なことになってたと思う。もしかして、これって、座敷童子ちゃんが、タイミングずらしてくれたのかな」
などと、キッチンから、私が、夫に話しかけた直後、
「今、ラジオから、人の声した」
夫は、驚き顔で目を見開き、こちらを振り向いて言いました。
や、正確には、振り向いたのは、一人と一匹です。
夫の他に、飼い猫のアビも、「か、かあさん、今のは、何だのだ?」という顔つきで、ラジオの方と私とを、かわるがわる見るのでした。
「え? どんな声?」
「女の人の優しい声。何かラジオ番組で、話してるみたいな。でも、具体的には、聞き取れなかった」

その日は、夏の甲子園大会の決勝戦があり、二男が、映像はテレビで、よりエキサイティングな実況はラジオで、ということで、テレビの横のスピーカーに、ラジオを乗せていましたが、決勝戦を終えた後、電源は切っていたんです。
食器洗い機の作動する音で、私には、電源OFFラジオからの音は聞こえなかったのですが、飼い猫の表情が、不思議を物語っていたように感じました。

いえ、ニンゲンもネコも、空耳アワーしていただけ、かもしれないのですが・・・。
ヒトとケモノをも、同時にソラミミストにしてくれた、不可視の、可愛くて優しい存在が、いるような気がしてならないのでした。
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by chaiyachaiya | 2013-02-02 23:07 | 座敷童子さん | Trackback | Comments(0)


猫と日常と非日常
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