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ふみちゃこ部屋



座敷童子ちゃんに、やっぱりやられちまった感MAXな旅のあとさき。

新幹線とローカル線、合わせて4つの線を辿り、復活再開3日目の、あの宿に到着しました。
五月の風のなか、ローカル線の電車が、不器用に緑を割きすすむ感覚に、ゆるゆると寝不足の身を委ねても、何処かコーフンして、眠れません。
だって、もうすぐ、6年半ぶりに、座敷童子ちゃんの宿に到着しちゃうのですから。

「や、緑風荘さん御一家が悠々食べていけるのでしたら、宿、再開しなくてもいいと思ってるんです。こちらの知名度を、自分のスピリチャル系ビジネスに利用しようとする方が後を絶たない、ていうのを、見てきましたし。私ら、これからも、亀麿神社、勝手に御参りさせていただきますので」

東日本大震災という未曾有の災害 悲劇も起こり、宿復活が、ズンズン前進、とは言い難い状況の時、ああ、こともあろうに、私は、宿の現御当主様に、言い放ったことがあります。普段、ビクビクぴくぴく辺りの状況をうかがい暮らしている私ですが、ごく稀に、気がつくと、意味不な直球を投げていたりします。や、本人は、ごく稀に、と表していますが、実は頻回に、言いたいことを言って生きてる気が、急にしてきました。
ビクビクぴくぴくの、無意識の層からの反動なのか、や、というより、頑張ってヒクヒク自制せねば、自分にとっての真実とあらば、ひたすら吐露し尽くしたい自らのの性を知っていて、その注意力が薄れた一瞬に、本音をぶち撒ける慣いなのか・・・。

あ、いや、ごめんなさいまし。
要らぬ 私話しを、してしまいました。

・・・しかし、やはり、どんな理由にせよ、宿、再開しなくてもいい、などと口にした私は、自らのその言葉により、数年かけて、ある意味、じりじりと、蝕まれることになりました。

年に幾度か、亀麿神社へ御詣りし、写真を撮れば、ありゃ、なしてこげなの、写る? だったり、可愛い、神秘的な事象、を、家人と共に体験させていただく、といことに変わりはなかったのですが、宿がなかったこの、6年半の間、様々な出来事や、本人にもまた心身の経年劣化が、滞りなく(?)起こり、私は、意識のモヤっとしたお婆さんに、悲しくも、カタチを整えつつありました。

この頃は、ネガティヴ思考に囚われると、バスタブに身を沈めることも出来なくなっていたんです。
「こんな無価値な私なんかが、バスタブで、ゆったりまったり、いい気分になっていい汗をかいていいはずがない。許されぬことだ」
お笑いみたいですが、本気で、そうとしか思えなくなり、自己懲罰的になり、冬の最中であっても、シャワーだけで済ましたり、になっていたのです。
それでも、毎日、シャワーを浴びていた、というのも、可笑しいですね。(もっとも、超脂性でなければ、自己肯定感からっきしエンプティの日は、浴室に向かうこともなかったでしょう)
かえすがえすも、妙な暮らし方ですなぁ。

ああ。ご、ごめんなさい。
浴室とバスタブとアダルトチルドレン婆さんのハナシになってしまいました。

・・・復活緑風荘。
亀麿神社の傍に宿泊出来るだけで、もう嬉しくて嬉しくて、堪りませんでした。

いざ復活再開となった今、こんなの見た、こんな不思議な目にあった、は、見る方向からすれば、言った者勝ち的な側面のある、所謂見えない世界、スピリチャル系事象の括りど真ん中過ぎて、やっぱり書き倦んでいますが、ひとつだけ、自信を持って言えることがあります。

私の、背負ったものもの、しでかしちゃったコトゴト、や、だってそもそも、生まれてきたこと自体が、酷い誤謬、・・・何故かというと・・・
と、家人から見れば、幻の蟻地獄に、率先して囚われ、滑稽なふるまいで懊悩しているように見える私らしいのだけれど、本人とて、蟻地獄はマボロシだと、いい加減薄々感づいてはいるのだけれど、蟻地獄の砂は熱く、もがく私の手足を爛れさせる力は、リアルが過ぎて、日々、どうしようもなかった。
『命の電話』へのコールは、数年かけて、時計周りに、全都道府県を、1周半もしてしまっていました。
一体何処の誰が、幻の蟻地獄から、私を解き放てるのだろう。どんな言葉で、助けてくれるんだろう。

はい。
二戸の、座敷童子ちゃんが、でした。

いい意味で、脳を弄られてしまったのでしょうか。
ああ。この感覚は、6年半ぶりです。

言葉なんて、要らないのでした。

生きていることは、それだけで、楽しく、心弾み、穏やかで、感謝したくなること。
うひゃひゃひゃや〜っ。
の、感覚が、ほわほわ、湧きあがり、溢れ出してきます。

ああ。おおお。
私はやっぱり、時々、亀麿神社を詣で、隣のお稲荷様を詣で、傍で眠り、魂のメンテナンスをしてもらうことが、ネセサリーのようです。(あ、今一瞬、ルー大柴さんに憑依されました。)

6年半。ギリギリでした。
これ以上、宿の再開が延び延びになっていたら、セルフメイドの蟻地獄の底で、まったく動きが取れなくなっていたと感じます。

小さな神霊様。神様。

本当にありがとうございます。
by chaiyachaiya | 2016-06-07 18:24 | 座敷童子さん
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