英語で読む「平家物語」The tale of the Heike で、平忠盛が、五節豊明の節会の場面にて、嫉妬した輩からの陰謀、闇討ちは、英語で、Night Attack
太刀に巻いた銀箔は、silver foil
忠盛の台詞「わしは武家の子」は、I am the son of a warrior
素直に英語に訳したなら、当たり前の事なのだけれど I am the son of a warrior と、言われると、バラバラとローターが回転する軍用ヘリから、スルスル縄梯子を伝って降りてくる、全身迷彩コスチュームの兵士が、どうしても浮かんでしまう。
平氏の兵士。って。ああ。
英語朗読CD付きで、英語のその台詞まわしの一生懸命な感じが、なんとも愛おしい。
昔ながらの、とにかく横暴で威張りん坊平清盛の挿絵も、むふふ、と笑わせてくれる。
ふふっ。このThe Tale of the Heikeを、勿論英語で諳んじれらるようになる頃の、あてくしの英語力に、驚かないでくださいよっ。
と、子らに言い放ってから、四年が過ぎようとしています。
聞きとる力も、単語力も、ちっとも向上しないままです。諳んじてみしょうぞ、とは、我ながら大きく出たものです。
「プリーズ イングリッシュ スピーカー」(英語の話せる方をお願いします)
と言ったつもりだったのだが、
「英国製のスピーカーをお願い」とはからずもロイヤルワラントしてしまったらしい、あの若き日から、進歩がないぞ。う~ぬ。